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安いキャットフードを安全性から選ぶ為の4つのポイント

毎日与えるキャットフードは思いのほか出費になっていますよね。

安くても安全なキャットフードがあるなら試してみたいけど、どうやって見分けるのか良くわからないと思います。

価格を気にしないならより安全性の高いプレミアムフードを与えればいいのですが、安いキャットフードで問題ないなら無理に高いフードでなくても良いですよね。

ここでは価格の安いキャットフードの安全性を見極めるのに必要な◯◯個のポイントをご紹介したいと思います。

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安いキャットフードを選ぶ理由

低価格のキャットフードは現在では数多く出回っています。

選択肢が多いと迷いそうですが、そのぶん安全性の高いフードを選択できる余地が大きいと言えます。

多頭飼いだから

1頭飼いならプレミアムフードでも問題なかったとしても、多頭飼いになれば話は別です。

プレミアムフードの価格x頭数となるとかなりの出費となり飼い主さんの負担はかなり大きくなります。

しかもそれが続くわけですから、安いキャットフードを選択するのは必然と言えます。

多頭飼いを経験しているので分かりますが、フードの減りは本当に早いです。

初めて猫を飼うから

これから猫を飼う場合まず第一にその猫の好みが分からないという問題がありますね。

いきなり高いキャットフードを手に入れても猫の好みに合わなければ無駄になってしまいます。

好き嫌いのない猫なら良いのですが、肉系しか食べない、魚系しか食べないという猫の場合、何種類も試して好みのフードを見つけるしかありません。

お試しという意味も考えるとホームセンターなどでも手に入る安いキャットフードは最適と言えます。

安さと安全性で選ぶキャットフードのタイプは?

キャットフードにはドライフード、ソフトフード、セミモイスト、ウェットと種類があります。

それぞれの水分含有量は少ない順から

ドライフード

ソフトドライ

セミモイスト

ウェット

と、増えていきドライフードは水分量が10%程度なのに対し、ウェットフードは75%ほどが水分になります。

水分量が多いという事は雑菌などが繁殖しやすい環境になりますから、長持ちさせるために添加物を多く含む事になります。

出来るだけ添加物が入っていない方が愛猫にとっては安心ですから、ドライフードを選択するのがより安全と言えます。

価格に関してもウェットフードよりもドライフードの方が圧倒的に低価格という理由もあります。

安いキャットフードの安全性を見極める4つのポイント

副産物について

添加物の種類

AAFCOとFEDIAF

生産管理体制の厳格化

副産物について

肉類(鳥や魚も含めて)人用に使用されなかった部位(内臓や皮、羽、頭、血液など)を加工したものを指します。

ミートミール、チキンミール、フィッシュミール、フィッシュパウダーなどと書かれているものがそれにあたります。

これらの表記があるから安全性に問題があるという訳ではなく、注意したいのは使用されている原材料自体に問題がある場合です。

それが4Dミートと言われるものです。

4DミートとはDead、Dying、Disabled、Diseasedの頭文字を取ってそう呼ばれています。

 

4DミートとはDead(死んでいる)

Dying(死にかけている)

Disabled(病気を持っている)

Diseased(障害がある)

これらを使用して加工されてしまうと表記上は◯◯ミールになる為、見た目では分からないという不安があります。

添加物の種類

食いつきを良くする為の人工香料や、見た目を良くする為の人工着色料、保存性を高める人工保存料は化学的に作られている物に関しては猫にとって害になるものが存在します。

人工的に作られていない天然素材の保存料が使われていれば安心です。

そもそも見た目を良くしても猫にとっては関係ないでしょうし、人工的な匂いを付けないと食べてくれない様なフードには何かしら問題があると考えられます。

AAFCOとFEDIAF

ペットフードの栄養基準を提供する機関として米国飼料検査官協会(AAFCO)と欧州ペットフード工業連合会(FEDIAF)があります。

AAFCOはアメリカ、FEDIAFは欧州でそれぞれペットフードの栄養基準を定めています。

AAFCOとFEDIAF共に認証、認定機関ではないですがこの機関のガイドラインに沿って生産されているキャットフードなら安全性を判断する指標になります。

生産管理体制の厳格化

自社製造工場を持っていて管理が行き届いている事も安全なキャットフードとしての判断材料になります。

外注生産の場合、管理が行き届かず危険な物質が混入する危険性を排除できないためです。

気になるキャットフードはメーカーHPでもチェック

パッケージを見て良さそうと思ったら、メーカーのホームページも見てみる価値があります。

ペットの事をしっかり考えて生産しているメーカーなら、ホームページ上でパッケージに載っていない情報が提供されている事が多いからです。

まとめ

いかがでしたか、安いキャットフードでもチェックするべきポイントを押さえれば安心して与えられるものも多く販売されています。

安全性と健康面など至れり尽くせりのプレミアムキャットフードに比べてしまうと多少の不安はあるかもしれません。

多頭飼いになって安価なキャットフードに切り替える時や、急にキャットフードが必要になった場合など今回のポイントが役に立つのではないでしょうか。

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